1輪車の女の子型ロボット登場 村田製作所が開発

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 村田製作所が開発した一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」。奥は自転車型ロボットの「ムラタセイサク君」=23日午後、京都府長岡京市


 タイヤ1つでも倒れません-。村田製作所は23日、転ばずに走る自転車型ロボット「ムラタセイサク君」に続く1輪車型として開発した「ムラタセイコちゃん」を公開した。女の子タイプでセイサク君の「いとこ」にあたる。

 セイコちゃんは、左右の傾きに加え、前後の傾きも検知するセンサーを搭載、1輪でもバランスを保つことができるようになった。高さ50センチ、重さ5キロでセイサク君と同じ。女性社員3人がデザインを担当、帽子とスカート姿の幼稚園児をイメージした。

 実演では、体を傾けてバランスをとりながら前後に進んだ。倒れずに停止することも可能で、今後はカーブも走れるようになるのが目標だ。

 セイサク君と同様に商品化の予定はなく、自社のPRや小、中学校の理科教育に活用する。

 30日から幕張メッセ(千葉市)で開催されるハイテク技術の展示会「CEATEC(シーテック)JAPAN2008」で一般公開する。

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